東京都内に本社を置く鉄骨ファブリケーターを中心に組織する東京鉄構工業協同組合(東構協)が、今年3月に創立50周年を迎えた。日本経済が好況と不況を繰り返したこの半世紀の間には、鉄骨業界も景気の波にさらされる機会が多かった。また都内近郊でも宅地化が急激に進み、大規模化を伴う鉄骨工場の郊外移転も盛んだった。これまでの東構協の歩みと将来の展望を、吉岡...