東京地区の異形棒鋼は強もち合い。電気料金や原料の上昇を見越して電炉メーカーは値上げの機会をうかがうが、商いの規模感に欠けるため流通段階では唱えを上げるのは難しい状況だ。 在庫販売は数量的にはやや物足りない水準だが、販売価格は横ばいのまま。ただコロナ禍前より単価は高く、建設現場の人手不足で加工ニーズが高く、採算を取りやすい状況だ。2月後半は出...