日本鉄鋼協会は、電気炉の技術課題に取り組む産学連携の研究会を設置する検討に入った。4月に準備組織を設け、2024年度にも本格的な立ち上げを目指す。脱炭素化を背景に電炉の役割が増す中、より高度な電炉操業を可能にする研究活動に取り組む。 準備組織は、高温物理化学が専門の東北大学の植田滋教授を中心に立ち上げる。関連する他大学の教員や、協会の電気炉...