洋上風力発電の普及による二酸化炭素(CO2)削減効果のうち、発電設備に使われる鋼材の貢献度を日本鉄鋼連盟が定量評価した。洋上風力は2030年度に向けて普及が見込まれている。2030年度の導入量(計画)を基準とすると、年間10万トンのCO2削減効果(ポテンシャル)があると試算した。洋上風力設備には基礎部分など使われる高強度鋼材が欠かせない。鋼...