日本製鉄は9日、東日本製鉄所君津地区(千葉県君津市)の第2高炉で水素系ガスを炉内に吹き込む技術の実証試験の概要を発表した。既存高炉を改造して実証設備を取り付け、2026年1月から試験に着手する。海外でも珍しい大型高炉での水素還元の実証試験に乗り出し、競争が激化する脱炭素技術で世界をリードしたい考えだ。 日鉄は昨年5月、政府のグリーンイノベー...