日本の鉄スクラップ市況は、アジア各国の旧正月が明けた先週も模様眺めの展開が続いた。輸出に先高期待感はあるものの、シッパーの多くは様子見姿勢。1日の大阪金属リサイクル工業協同組合による輸出入札や、2日の韓国・現代製鉄の日本産スクラップの買値引き上げも国内市況の明確な押し上げ材料とはならなかった。品薄感から国内需給は引き締まっているが、欧米産のト...