昨年はコロナ禍が3年目を迎え、感染対策と経済活動継続の両立が進んだが、日本においては歴史的な円安がエネルギー価格の高騰に拍車をかけ、経済的には厳しい年となった。金網業界を取り巻く環境も原料資源の高騰に直面している。価格転嫁を進めているが、建築・土木資材が上昇したことで、工事規模の縮小や来期への繰り越しといった動きも出てきており、需要環境は好...