CH鋼線・磨棒鋼流通は昨年夏頃に加工賃5千円を含む約4万円の価格改定を実施した。そのため4~6月に駆け込み需要が発生。反動で9月以降の荷動きは低調だった。 輸出向けの建機などは堅調に推移したが、自動車向けの引き合いは一年を通して活気薄だった。今年2月頃からの自動車メーカーの挽回生産に期待が高まる一方で、加工設備の慢性的な部品不足やコロナ禍で...