東京地区の異形棒鋼は強含みのまま新年の商いがスタートした。昨年12月から基礎杭向けの出荷が伸長。現場の工程が順調であれば、今月から2月にかけて躯体向けの鉄筋やフープ筋も徐々に増えてくるとみる。 電炉メーカーの売り腰も強い。需要家は採算悪化を懸念して値上げ要請に抵抗するが、電気料金の高騰などから生産コストは上昇し、先安観はない。労務不足など不...