平鋼の需要は全般に厳しいが、建設関連は大型物件の堅調が継続。中小物件も出件が進むと見ている。産業関連では各国の金利上昇は景気阻害要因であり、地政学的影響の長期化や中国の景気減速も懸念される。しかし、自動車は需要に追い付いていない生産状況にあり、部品不足の解消が産業全体の需要を下支えすると見る。総じて今年の需要は前年より微増と予想している。 ...