今週に入り、中国鉄鋼メーカーが熱延コイル輸出の提示価格を相次ぎ引き上げている。 ホット輸出の有力サプライヤーである本渓鋼鉄はトン当たりFOB575ドルをオファー。薄スラブ連鋳で汎用品を造る日照鋼鉄も540ドルとし、一時は最安値で500ドル程度まで下落していた局面から底入れが明確になってきた。一般的なホット取引の太宗は500ドル台後半へ価格帯...