下落基調が続いていた普通線材の輸入価格に底入れ感が出てきた。輸入線材の大半を占める中国、東南アジアの線材ミルが対日オファー価格を11月下旬頃から引き上げる動きを見せ始めた。軟調ムードが漂っていた国内の普通線材製品市況を下支えする要因となりそうだ。