中部磨棒鋼協同組合がまとめた組合員各社の10月の磨棒鋼・冷間圧造用鋼線合計の生産は、2万7494トンで前年比0・3%増だった。生産実績自体は先月に前年比増に転じたが、実需レベルでは低迷が続く。工程間で繁閑差があるものの、二次加工メーカーの稼働率は依然伸び悩んでいる。 トヨタは部品調達難などを理由に10月も生産調整を継続。日当たり生産台数は1...