鉄鋼商社の22年4~9月期決算が歴史的なハイレベルの利益で「首位」争いとなっている。住友商事・金属事業部門は純利益で前年同期比2・4倍の523億円を上げ、伊藤忠丸紅鉄鋼も85%増の502億円だった。住商、紅忠とも強みとする北米を中心とした鋼管事業でさらに利益が拡大した形で、住商は鋼管事業で進めてきた拠点集約による固定費削減も寄与した。