バングラデシュで熱延コイルの生産に進出する動きが浮上している。不動産事業を主体とする大手財閥のバシュンドラ・グループがチッタゴンのミルシャライで年産能力200万トンを超える薄スラブ連続鋳造機の新設を構想しており、実現すれば同国初の熱延メーカーとなりそうだ。ただ事業性には懐疑的な見方が強く、実現に至るかは不透明だ。