世界最大の銅供給国であるチリで審議が継続している新鉱業ロイヤルティ法案。同国の鉱山への課税を強化しようというもので、下院本会議での可決から1年以上が経過したが、税率やスケジュール、既存の税との兼ね合いなども含め、その行方は不透明なままだ。業界関係者に経緯や現時点で想定される今後の銅業界への影響などについて話を聞いた。(相楽 孝一)