東京製鉄(社長・西本利一氏)は10月から中部電力グループなどと電気炉を活用した電力需給調整の実証実験を行う。田原工場(愛知県田原市)の300トン電気炉と九州工場(北九州市)の130トン電気炉が対象。1チャージ当たり約60分の製鋼時間のうち、電力消費を最大10分間程度変更することで、電力需給の安定につなげる。天候によって発電量が安定しにくい太...