ブラジルの資源大手ヴァーレは、ニッケルの需給バランスが2027年ごろに供給不足に転じ、30年には60万トン程度の供給不足になると予想している。電気自動車(EV)の世界的な普及拡大でニッケル系電池の需要が大幅に増加すると見込んでいる。銅も世界的な脱炭素化の動きに伴う需要拡大や鉱石品位の低下などの供給制約を背景に、26年ごろから供給不足の幅が拡...