タタ製鉄が脱炭素に向けた新規投資を相次ぎ決定した。本拠のインドではパンジャーブ州に電炉を、欧州事業のオランダ製鉄所では直接還元鉄(DRI)プラントを新設し、高炉以外の製鉄上工程に乗り出す。タタは昨年8月、印デリー周辺のハリヤナ州で年産能力50万トンの鉄スクラップ処理工場を稼働。同州と隣接するパンジャーブ州では75万トンの電炉・条鋼建材工場を...