日本鉄鋼連盟が16日発表した普通鋼鋼材の受注統計によると、6月の国内向け受注量(内需)は前年同月比8・1%減の296万8千トンにとどまり、10カ月連続で前年同月実績を下回った。サプライチェーン(供給網)混乱に伴う自動車生産の停滞などを映し、鋼材の国内需要は力強さを欠いている。国内受注の伸び悩みを受け、鉄鋼メーカーの生産活動も当面、前年実績割...