阪和興業は今年4月1日、創立75周年を迎えた。この節目の年に経営陣を刷新し、11年にわたり会社をけん引した古川弘成社長が会長に、加藤恭道副社長が副会長に就き、取締役専務執行役員だった中川洋一氏が社長に昇格。かじ取り役の代表取締役3人による〝トロイカ体制〟で新たなスタートを切った。メーカー系や総合商社系とは一線を画す独立資本で、需要家により近い...