5月の銅加工品輸入量は、伸銅品条製品の増加が目立つ。自動車や半導体関連の部材積み増し需要で国内メーカーの供給が追い付いていない状況が続いており、その隙間を埋める形で輸入材が台頭。いずれの製品も4割以上増えた。一方、円安により海外材の調達コストは上昇傾向にあり、条製品の輸入単価は1~4割上昇している。 財務省貿易統計によると、条製品の輸入量は...