熱延コイルの海外市況が下落する中、最高値市場の米国で急降下が際立っている。カラニッシュによると、5月下旬から1カ月余りで400ドルほど値下がりし、先週時点でショートトン当たり980ドル前後と2021年1月以来の1千ドル割れとなった。 米では半導体不足が自動車生産の足かせとなり、ガソリン高や自動車ローンの金利上昇も販売減を招いているとされる。...