大阪製鉄(社長・野村泰介氏)は1日、今年9月末で大阪事業所・恩加島圧延工場の休止を決めたと発表した。同社は2018年5月、コスト競争力の強化や生産性向上を狙いに、恩加島から堺工場への生産移管・集約を決め、約90億円を投じて粗圧延機2基を堺工場に設置するなど生産体制の最適化を図ってきた。粗圧延機の稼働などで生産移管が進み、ユーザーの品質認定など...