中部電炉の鉄スクラップ買値が25日、さらに1千円下落した。実勢はH2=5万1千~4千円。地区実勢高値が5万5千円を割り込んだ。高値で5万5千円を割り込むのは今年2月以来、約4カ月ぶり。輸出価格が地区実勢に先行して軟化しており、市況は弱含みの展開が続こう。 地区実勢比で輸出価格が数千円安となっている状況が続いている。市中では依然先安観が根強い...