日本電線工業会は17日、5月の銅電線出荷統計(推定値)を発表した。各分野の合計量は4万3500トンで前年同月比6・4%減。主力の建設・電販のほか自動車向けなどが軟調だったことから、総量は6カ月連続での前年割れ。マイナス幅は前月から拡大し、コロナ禍影響が非常に顕著だった2020年5月以来2年ぶりの低水準を記録した。 分野別の動向は通信向けが6...