日本アルミニウム協会がまとめたアルミ圧延品の需要部門別特殊分類出荷実績によると、2021年度の自動車用アルミ圧延品出荷量は、前年比7%増の31万5287トンだった。新型コロナウイルスの感染拡大で需要が急減した20年度と比べ、挽回生産が目立った上期の出荷が好調だった。しかし下期に入ってからは、半導体などの部材不足による自動車減産で出荷は減少傾...