半導体や部品不足で自動車メーカーの工場が断続的に稼働を停止する中、磨棒鋼や冷間圧造用(CH)鋼線を製造する棒線二次加工業界では大幅な減産を余儀なくされている。特に自動車関連向け比率が高いCH鋼線メーカーでは、週1程度で休業を実施する動きが広がっており、6月の生産量は前年比で2割ほど落ち込む見通しだ。