原料炭の対日四半期価格が先月31日までに固まった。4~6月積み価格は、指標となる中国向けスポット価格の上昇を反映し、過去最高値の1トン当たり526ドル(一級強粘結炭、FOB=本船渡し価格)となった。4四半期連続の値上げで、1~3月積みに比べ33%高。高炉メーカー各社は原料コストの急激な上昇への対応を迫られそうだ。 一方、7~9月積みの鉄鉱石...