関東地区で電炉メーカーの鉄スクラップ購入価格(H2)が約2カ月ぶりに6万円を割り込んだ。4月下旬には6万7千円前後まで急伸したが、輸出不振を背景に湾岸価格が値下がり。大型連休入りした4月末から、必要量を確保した電炉メーカーでも買値引き下げが始まった。連休明け後の5月11日には関東鉄源協同組合の輸出入札が「不調」となるなど、海外市況の軟調が国...