日本磨棒鋼工業組合(理事長・多田茂大一機工社長)がまとめた4月の磨棒鋼・冷間圧造用(CH)鋼線の生産実績は前年同月比9%減の7万9958トンとなった。磨棒鋼、CH鋼線ともに減少し、前年割れは2021年11月から5カ月連続。部品不足で生産が下振れしている自動車向け需要の落ち込みが今期も継続していることが鮮明となった。1~4月累計では前年同期比...