東海地区の鉄鋼需要を支える自動車関連の動きに、上向きの話がなかなか出てこない。最大手のトヨタの場合、今週の工場稼働に制約がかかり、当初計画よりも約13万台生産台数が減りそうだ。その他の製造業分野でも、足元では樹脂やゴムなどの入手が予定通りにいかず、稼働率を保つために偏った部品生産になり、偏在庫が目立っている様子。ユーザー向け販価の引き上げに...