大阪チタニウムテクノロジーズが昨年から岸和田製造所(大阪府岸和田市)で建設していた一酸化ケイ素のパイロットプラントが竣工した。一酸化ケイ素はリチウムイオン電池の負極材向けで需要拡大が期待される。プラントで量産技術を実証し、本格的な商業化につなげる。 4月から稼働を開始した。年間で最大30トンを生産する。 一酸化ケイ素は電池容量の向上に有効だ...