非鉄金属価格の国際指標となるロンドン金属取引所(LME)の非鉄相場は現地9日、中国の景気減速懸念や米国の金融引き締めへの警戒感などを背景に総じて下落。銅とアルミは年初来安値を付けた。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まってから高騰してきたが、需要後退懸念がこれまでの上昇分を打ち消すこととなった。