東京製鉄の今期戦略/西本利一社長に聞く/鋼板「新規ユーザー開拓が不可欠」/岡山ホット再開見据え、CO2削減ニーズ捕捉/レーザ鋼板の認知度向上も
――22年3月期は経常利益334億円で前期比約6・7倍。大幅な増収増益だった。 「当社が取り組んできた鋼板シフトの成果を大きく出せた。普通鋼電炉メーカー各社が厳しい業況の中、当社も形鋼の収益は厳しかった。前期は鋼板の売上比率が56%と過半になり、収益面で鋼板が大きく貢献した。苦しい時期があっただけに、非常に嬉しい結果だ」 「脱炭素化を背景に今...
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