研究一筋だが川崎製造所の現場や客先にも詳しい。耐熱材料・電子材の造詣が深く、90年代半ば以降の高機能材シフトでも数々の開発に関わった。00年代は高機能材の市場開拓で海外を駆け回り、ISSF派遣も経験した。 19年から所長。「脱炭素化の機運は高機能材への転換に匹敵する大きな変化。材料・プロセス開発のあり方を変えていく」。部下には「継続は力なり...