鉄鋼輸入に25%の追加関税を課す米国の通商拡大法232条で、日本に対する無税割当枠(タリフクオーター)の運用が4月から始まった。ただ、トータルでは年間125万トンある無税枠も実際には細分化され、その活用や配船など物流面での難しさも浮上しており、本格復活の道筋はいまだ見えない。