磨棒鋼、冷間圧造用(CH)鋼線といった棒線二次加工業で加工賃の引き上げ機運が高まっている。素材価格の大幅な追加値上げに加えて、電力代やガス代など燃料費の上昇のほか、潤滑油や化学品などあらゆる副資材のコスト高が進行。二次加工メーカーの採算悪化が顕著となる中、トン3千~1万円の加工賃改定を取引先に申し入れる動きが東名阪で広がっている。