鉄スクラップ市況は、先週前半までの急激な上昇ピッチは鈍化したものの強基調を維持している。ロシアによるウクライナ侵攻の影響で、鉄スクラップや半製品の海外市況が急騰。日本の鉄スクラップには依然割安感が指摘され、為替の円安も輸出の強材料に挙げられる。足元のメーカー買値(H2)は6万円台と13年7カ月ぶりの高値水準。市中には高値警戒感が広がっているが...