鉄鋼産業懇談会の中村真一会長(日本製鉄副社長)は10日、ロシア―ウクライナ情勢について「鉄鋼原料やエネルギー価格の高騰に加え、サプライチェーンの混乱が起きており、長期化すれば鋼材需給がさらにタイト化する可能性がある」と語り、動向を注視していく考えを示した。 同日の懇談会終了後、記者団に語った。原料価格については、鉄鉱石、原料炭、鉄スクラップ...