〇…世界で最も肥沃な土といわれるチェルノーゼム(黒土)。土の研究者である藤井一至氏(富山県出身)の著書「土 地球最後のナゾ」によると、世界の3割がウクライナに集中している。世界有数の穀倉地帯で「欧州のパンかご」と呼ばれた魅力的な土壌は、国土の6割以上を永久凍土が覆うロシアなどの標的に。この隣国には土の争奪にとどまらず、たびたび主権や領土を脅か...