――通期の事業利益見通しは8千億円で据え置き。単独粗鋼見通しが通期3880万トンと、前回予想(3970万トン)を90万トン下回るにもかかわらず、好業績を維持できる要因は何ですか。 「製鉄事業の単体で見れば、抜本的な構造対策による損益分岐点の引き下げに加え、ヒモ付き価格の是正が収益改善に寄与している。それに加えて、海外をはじめとするグループ会社...