政府が3月から新型コロナ水際対策を緩和することを受け、遅れていた日本製鉄・瀬戸内製鉄所広畑地区(兵庫県姫路市)の電気炉建設プロジェクトの設備引き渡し作業が進む見通しとなった。 当初は21年末の試運転を経て最終引き渡し作業に入る予定だったが、現時点でまだ着手できていない。新型コロナ対策に伴う外国人の入国制限措置の影響で、電気炉の発注先となるイ...