日本磨棒鋼工業組合(理事長・多田茂大一機工社長)がまとめた1月の磨棒鋼・冷間圧造用(CH)鋼線の生産実績は前年同月比6・6%減の7万1968トンだった。部品不足による自動車生産の下振れを受けて、車向けが主力のCH鋼線のマイナス幅が拡大。CH鋼線の前年割れは2021年9月から5カ月連続となった。 内訳では磨棒鋼も2・1%減の4万1407トンと...