――足元の事業環境と今期の展望を。 「上期は昨年にコロナ禍影響を受けた自動車関連需要が回復し、半導体関連需要も想定以上に堅調だった。一方でセメントは内需が戻らず、米国もドライバー不足の影響で苦戦している。足元では自動車産業の減産影響を注視しているが、半導体不足などの問題が正常化すれば挽回生産に向かうと期待している。ただ、全体的に下期が上期と同...