財務省の貿易統計や日本鉄鋼連盟の発表をもとに昨年11月の品種別鉄鋼輸出入状況をまとめたところ、熱延コイルは国際市況の軟化や自動車減産などの影響で向け先の構成が変わり、これまで余力が限られ成約量が絞られていた韓国リローラー向けが回復してきたほかインドネシア、チリ向けが高水準となった。(カッコ内は前年同月比)