自動車の挽回生産がコロナ禍によってさらに遠ざかることが確実となり、関係する金属加工業や鋼材流通業にも衝撃が走っている。最大手のトヨタ自動車が策定した最新の2月生産内示は、前月計画比で3割近いマイナス。日当たりで4千台を超す計画の下方修正だ。ただでさえ、EV化の進展などで将来の展望が見定めにくい中、最前線での計画見直し。コロナ禍が一段落しても、...