日本鉄鋼連盟が21日発表した2021暦年(1~12月)の国内粗鋼生産量は前年比15・8%増の9633万トンとなり、14年以来、7年ぶりに前年実績を上回った。鋼材需要の回復を反映し、新型コロナの影響などで8300万トン台まで落ち込んだ20年に比べ大幅に回復した。 暦年ベースの1億トン割れは3年連続となるが、9600万トン台は実質的にはフル稼働...