中部地区の特殊鋼棒線二次加工メーカー各社の生産数量が、昨秋の自動車の生産調整による減産局面を脱し、2月以降前年実績を上回ることが分かった。自動車メーカーの増産計画に伴い、直接納入先である部品メーカーの多くが引き合いを増やしている。しかし依然ユーザー間、品種間で需要に温度差が見られるなど、本格的な復調にはなお時間を要する見込みだ。 地区二次加...