中部磨棒鋼協同組合は、組合員各社の2021年暦年分の生産、出荷実績をまとめた。それによると、生産は自動車をはじめとする各向け先で、20年の新型肺炎影響による減産分を挽回する動きが広がったことから、前年比15・1%増の36万4932トンだった。前年実績を上回ったのは3年ぶりで、二次加工メーカーの稼働率は軒並み高かった。 自動車向け比率が高いC...